だんだん増えてく仲間が♪ | シーアイランドコットン|シーアイランドクラブ株式会社

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だんだん増えてく仲間が♪

シーアイランドコットンの畑は青空のもと延々と広がっていました。

日差しは強烈でしたが、私は日本から持ってきたキャップをおそらくモンテゴ・ベイからキングストンへ移動する車の中に忘れてきてしまい無防備な状態。これ、数日すると頭の皮がむけてきて悲惨なことになるんですよね。。。理由は聞かないでください。

畑で働いている人たちも長袖を着て、首回りもしっかりと覆い作業をしています。一見するとこんなに着込んでいたら暑くてかなわないだろうと思ってしまうのですが、紫外線によるダメージの方が危険なようです。非常に過酷な作業で、通常午後3時ぐらいでお仕事は切り上げます。

ここの畑の現場監督をしているのはオーティスさんといって、私たちがジャマイカでシーアイランドコットン事業を再開しようとしたときにキングストンに集まってくれた農家の人たちの一人です。あの時、「シーアイランドコットンをブルーマウンテンコーヒーのようなジャマイカの特産品に!」と話したのがつい最近のことのように思われますが、よくよく考えるともう10年以上前のことでした。ジャマイカのシーアイランドコットン栽培は徐々に参加者を増やし規模を拡大しています。

我に返り畑を見回ると、ちょうどピッカーさんが収穫しているセクションがあったのでしばらく見せてもらっていました。やたらと人懐っこい人たちで、手招きするので入っていくと収穫のコツを教えてくれました。結構低い場所にもボールが付いているので、これを朝から昼過ぎまで続けていると相当キツイはずです。ちょっとやっただけでクラクラしてしまいました。そんな私を見て彼女たちは苦笑、そのうちの一人がそっと私の手を取るのでドキッとすると、私が収穫したコットンをつまみ、自分の腰に付けている収穫袋に放り込みました。

収穫されたコットンの量は一人ひとり毎日帳簿に記録され、2週間に1回累計量に応じて支払いが行われます。この場所はもうあらかた収穫された場所のようで、その日ピッカーさんの数も少なかったですが、収穫の最盛期には何十人と人手がいるのでバスを用意して、近隣のコミュニティーから働きに来てもらいます。畑の面積が大きくなれば、それに比例して仕事量も増えていきます。

ところで、この畑では大変ユニークなことをやっています。下の写真を見てください。

棒を地面に刺した後なにかして、畝に沿って少し移動してまた棒を刺すという事を繰り返しています。これ実は種蒔きで、棒で開けた穴に種を数個入れたのちに土をかぶせて隣に移る、ということを繰り返しています。これを延々と、奥に見える木々のところまでやっていくのです。広大な農地を見ていただけるとお分かりのように、これも相当大変な作業です。

まるでアステカ時代から続くメキシコにおけるトウモロコシ栽培みたいですが、あえて機械化しないのは、「より多くの人に仕事を創出したい」という基本的な考え方があります。また、たとえ機械で植えたとしても、発芽していないところは後から人の手で補播種しないといけないので、あまり変わらないという事もあります。収穫を手で行わなければいけないことも含め、シーアイランドコットン栽培の機械化は並大抵のことではありません。

しかし「ユニーク」というのは手作業のことではありません。

先ほど、私はピッカーさんと収穫体験をしました。一方こちらでは種まきをしています。それぞれ何の変哲もない光景ですが、実際ここではシーアイランドコットン栽培史上初(?)の試みが進行しています。

元来シーアイランドコットンは単作、つまり1年に1回しか栽培をしません。その理由としては降雨パターンに合わせるということもあるのですが、一番大きいのは害虫のコントロールです。つまり、あえて休耕期間を設けることにより、害虫の圧力を弱めることをしてきました。国によってはかつて法律で栽培禁止期間を設けているところもありました。

裏を返せば、害虫のモニタリングをしっかり実施し、汚染の拡大を未然に防げるのなら、年に複数回栽培することも可能かもしれません。

この農場では播種の時期をずらすことにより4つの栽培を同時進行させています。リスクを取ってまでこれを実施するのには、やはりコミュニティーに安定した労働機会を提供するというモチベーションがあります。通常、超長綿の栽培期間は6か月。これだけですと、コットン畑における仕事は文字通り季節労働で、働く側からすると不安定ですし、農場側も6か月後にまた働き手が戻ってきてくれる保証もありません。

うまくいけば双方Win-Winになるこの試み、今のところ順調に進んでいました。

この日はもう一か所農場を訪問しましたが、それはまた回を改めてご紹介するとして、最後に道中立ち寄ったココナッツ屋台をご紹介します。

注文するとおじさんがささっと手際よくマチェーテでココナツの皮をはぎストローを刺してくれて、はい出来上がり。味はほんのりと甘く、粉末から作ってちょっと水を入れ過ぎたスポーツドリンクみたいな感じです。全然美味しそうに感じられない書き方ですが、あっさりとして喉が渇いていたこともあり飲み干しました。実際ココナッツジュースはスポーツドリンクに似た成分らしく、病み上がりで体力を回復したいときにも飲むと良いらしいです。

ジュースを飲み終わるとおじさんが更にマチェーテを振るい、中の白い果肉を出してくれました。たぶん、これを砂糖に漬けて細かく砕いたのが「ココナッツ」として製菓コーナーに置いてあるやつではないでしょうか?生のものはやはり甘みはマイルドですが、何だか癖になる味でした。

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