第1回「シーアイランドコットンと超長綿」 | シーアイランドコットン|シーアイランドクラブ株式会社

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コラム

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第1回「シーアイランドコットンと超長綿」

 初回のコラムは、当HPの「シーアイランドコットンとは?」のページの補足として、「超長綿」に関することをもう少し説明いたします。シーアイランドコットンは超長綿の一種なのですが、そもそも超長綿とは何でしょうか?

 植物の分類上、この地球上で商業栽培される綿の種類は大きく3つに分類されます。そのうちアパレル素材向けに商業栽培されているものは2種類、すなわちゴシピウム・バルバデンセとゴシピウム・ヒルスツムです。どちらもアメリカ大陸を原産とします。後者のヒルスツムは比較的繊維の短い綿花で、通称米綿、アプランド綿と呼ばれ、生産性が高く世界の綿花栽培の大部分(2019/20年で98%)を占めています。

商業栽培される綿花の種類

  • ゴシピウム・アルボレウム(Gossypium Arboreum)
    日本でも古くに栽培されていた綿で、デシ綿とも呼ばれインド亜大陸周辺で主に栽培されている。繊維は短いが布団の中綿、脱脂綿として利用されている。
  • ゴシピウム・ヒルスツム(G. Hirsutum)
    メキシコ北部を原産とし、現在の全世界での綿花の生産の9割を占める種。通称アプランド綿。環境への順応性が高く、全世界で栽培されている。
  • ゴシピウム・バルバデンセ(G. Barbadense)
    南米原産の種で、現在では超長綿として上記の2種の綿に比べ圧倒的な繊維長を持つ。海島綿、ピマ、スビンなどの元になった種。

 一方のゴシピウム・バルバデンセが超長綿と呼ばれる品種の元となっている綿花です。ただ、アプランド綿に比べて栽培期間が長く生産性が低いため、超長綿全てを合わせても世界の綿生産のほんの2%をしめるのみです。

 そのバルバデンセの遺伝子を持つ品種の中で超長綿として分類されるのは平均繊維長が約34.9mm(1.375インチ)ある綿花です。ただし、同じ品種でも、毎年の作況によっては平均繊維長が超長綿のカテゴリーに届かないこともあります。

 シーアイランドコットンとはバルバデンセの遺伝子を持つ超長綿のうち、後にご説明する歴史的過程を経て、カリブ海周辺で花開いた超長綿の事を指します。

 なお、世の中に存在する全ての超長綿がシーアイランドコットンの血筋を引くことは、当HPの「シーアイランドコットンとは?」のページに書かれている通りです。シーアイランドコットンは世界で栽培される全ての超長綿の源といえるものですが、品質の面でも源にふさわしいものを持っています。

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