SDGs・サステナブルの取組 | シーアイランドコットン|シーアイランドクラブ株式会社

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SDGs・サステナブルの取組

SDGsの取組

綿花栽培におけるサステナブルとは

(1)栽培

栽培環境におけるサステナブルと栽培方法のサステナブルに大別されます。

1,栽培環境におけるサステナブル

綿花栽培は一次産業となり、過酷な労働環境と低所得により、経済発展と産業発展に比例し労働流失が起きています。開発途上国における農業は重要な一次産業であり、持続可能な産業とするには労働環境の改善が最も重要です。特に綿花産出国で問題になっている子供たちを労働者とすることで学校に通えないという事実もあります。

カリブ産海島綿のジャマイカの栽培は現地のNPO(農業開発基金)と連携し、栽培農家に対して栽培の技術移転や将来の産業化に向けた支援を行いながら、栽培費用は全額、弊社が栽培前に保証しています。これにより、栽培農家は栽培途中にかかる費用負担と収穫不安もなく、安定した計画栽培と持続可能な産業となっています。また、栽培においては減農薬栽培を行うことにより、労働者の健康にも配慮しています。

このシステムはジャマイカ政府からも評価を頂き、現地の労働者の生活水準の安定に寄与しています。

2,栽培方法のサステナブル

環境に優しい栽培方法として、有機栽培や無農薬栽培といった、いわゆるオーガニックがあると思いますが、それは栽培方法の1つに過ぎません。
重要なことは総合的に栽培における環境負荷を削減し、最先端農業技術と管理手法を取り入れて持続可能な産業にすることです。
米国海島綿は栽培農家、取扱商社、紡績会社ともBCIに加盟しており、今後、主流となっていくであろう「U.S. Cotton Trust Protocol」にも加盟しています。それは具体的な環境負荷削減の数値目標を設定して持続可能な栽培を目指すものです。

  • 灌漑用水の削減
  • 温室効果ガス排出削減
  • エネルギー消費削減
  • 土壌侵食削減
  • 土壌炭素増加

米国海島綿もカリブ海島綿と同様にすべて契約農家と計画栽培を行っており、農家の安定経営に寄与しています。

 

(2)サステナブルな紡績

海島綿の原綿は長野県大町市にある株式会社近藤紡績所に設置された海島綿に特化された紡績ラインで糸にされます。精密さを追求する最新鋭の機械と、風合いを重視する古くからの機械を組み合わせることによって理想的な糸づくりがされるラインとなっており、米国産、カリブ産の海島綿原料の魅力を存分に反映した糸が生産されます。

このラインを稼働させる電力には、水力発電などの再生可能エネルギー由来のものを100%使用しています。地元長野県で作られたCO2排出ゼロのクリーンな電力で、綿作りだけでなく糸づくりでも、環境への負荷が少ないモノづくりを心掛けています。

更にカリブ産の海島綿糸は、糸の中の残存有害物質の有無を調べる世界的な検査基準「エコテックススタンダード100」の中でも、乳幼児向け製品に安心してご使用いただけることを保証する「Class 1」を取得しています。作り手の方々の幸せはもちろん使う方々の安心安全も十分考慮された素材です。

(3)ESG(環境・社会・企業統治)に対する
トレーサビリティ(追跡可能)

企業は自社だけでなく、原材料の調達から販売に至る取引網全体でESGに取組む必要性、特にそれらの情報開示が重要となります。それらの動きに敏感な欧州連合(EU)での人権デユーデリジェンスは強制労働や児童労働など綿花栽培におけるトレーサビリティの透明性はマストになると思われます。日本やアメリカも追随すると思われます。

綿花の原料の調達は複雑な商流のため、栽培国や栽培地までは特定できても、労働者の顔まで把握できません。海島綿はジャマイカもアメリカも現地農家と契約栽培をしています。従って、その農家の労働環境もすべて把握しています。
畑の手配から始まり、栽培、収穫、出荷、日本に到着してからは国内紡績で糸になり、製品になります。それらの一連の工程すべてトレーサビリティが確保されています。

(4)原料証明

海島綿(カリブ産・米国産)はすべて現地の農家との契約栽培を行っているため、一般の市場には流通していません。従って一般の綿との差別化、それを保証するために最終製品にお付けいただくシリアルナンバーの入ったホログラム(下札)が用意されています。

カリブ海に浮かぶ島と、ホワイトサンズの砂漠と山。海島綿の製品には産地ごとにその土地をモチーフにした登録商標が付いています。この登録商標はホログラムや織りネームのデザインに使用され、これらの副資材が付けられた製品には各産地の「海島綿」が使用されているという「原料保証」となります。

「奇跡の綿花」®

企業は自社の製品に使用される原料情報の正確性を客観的に保証できることが求められています。その一方でアパレル製品のサプライチェーンの国際的な分業の深化はその保証を難しくし、意図せず産地偽装の当事者となるリスクすらあります。

顕微鏡検査など外観に基づく識別が難しい綿素材の中において、弊社が原綿調達から紡績手配と糸の販売まで一貫して手掛ける海島綿の商標は、原料を保証するマークとして既に一定の市場認知度と信用を獲得しており、その表示を通じて消費者に対し一目で本物の海島綿が使用されている製品と示すことができます。

(5)製品証明

アパレル・繊維事業は地球環境に対して2番目に悪い業界とされています。

大量生産、大量消費から脱却し、綿の栽培から最終製品に至るまで地球環境に配慮し、これからもアパレル・繊維産業が持続可能な業界であり続けることに挑戦します。

そんな思いで取り組んでいる海島綿製品にはすべて、シリアルナンバー入りの下げ札が付いています。そのナンバー管理によって世界中で売られている海島綿製品が追跡でき、消費者にも安心して海島綿製品をご愛用して頂けます。

このホログラムが海島綿製品の証明となります。

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